「朝ご飯の準備するときや夜遅く布団に入るときに、寝ている赤ちゃんや子供を起こさないか心配。」
「赤ちゃんや子供は、寝ている間にたくさんの汗をかくけど、ぐっすり眠れているの?」
赤ちゃんや子供の寝顔は、とっても可愛くて、いつまでも見ていられますよね。
しかし、いざ寝ようと布団に入り込んだり、寝返りをしたら、子供を起こしてしまって大変だった、なんて経験ありませんか。
機嫌が悪くなったり、一度目が覚めた子供をあやしてまた寝かせるのは苦労しますよね。
今回は、コアラマットレスなら赤ちゃんや子供が寝ていても起こすことがないのか、寝汗が多くてもコアラマットレスは平気なのか調べてみました。
そして最後に、赤ちゃんと一緒に添い寝をする際に気をつけなければならないことを説明します。
この記事では赤ちゃんを半年から1歳未満、子供を1歳以上3歳までと定義して説明していきます。
寝返りを打っても横に振動が伝わらない!?
一緒に寝ている赤ちゃんや子供が、ふとした物音や振動で起きてしまうことがあります。
なるべく起こさないようにと、気を使っている方もいらっしゃると思いますが、どうして赤ちゃんや子供はすぐ起きてしまうのでしょうか。
睡眠サイクルの違い
人は眠ると深い眠りと浅い眠りを交互に繰り返しています。
眼球運動の違いからノンレム睡眠、レム睡眠と呼ばれていて、それぞれ役割が違います。
ノンレム睡眠(眼球運動が少ない) | レム睡眠(眼球運動が多い) | |
役割 | 脳の休憩時間 疲労回復や細胞の修復時間 成長ホルモンが分泌される 免疫機能が高まる |
骨や筋肉といった身体の休憩時間 記憶や感情の整理時間 心拍数や呼吸数増加し不規則になる |
特徴 | 脳も身体も眠っている 夢をほとんど見ない 呼吸や心拍数が安定して少なくなる 寝返りを打つ 物音で起きる浅い眠りがある 声や物音がなっても目覚めない深い眠りもある |
身体は眠っているのに脳が動いている 夢を見やすい 呼吸や心拍数が上がり、不規則になる 声や物音がなっても目覚めない 寝言をいう場合がある |
このように、どちらも身体や脳にとって重要な役割があります。
ノンレム睡眠、レム睡眠にはサイクルがあり、大人の場合90分~120分のサイクルを繰り返します。
そしてサイクルの中でノンレム睡眠とレム睡眠の割合は、およそ8対2とされています。
子供や赤ちゃんの場合は40分~60分のサイクルの中で、ノンレム睡眠とレム睡眠の割合は6対4になります。
このように、子供や赤ちゃんはレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが大人よりも短く、また、その内訳も異なります。
睡眠サイクルの頻度が多いため、浅い眠りの状態のときに起きてしまうことが考えられます。
コアラマットレスだと起こす心配はない??
コアラマットレスは独自の3層構造で衝撃を吸収します。
ワイングラスをマットレスの上に置き、その横で跳ねてもこぼれないという検証映像などでも有名ですよね。
そのため、寝返りや朝の支度で起きても、子供や赤ちゃんの眠りの邪魔をすることなく、ぐっすり眠れるというわけです。
赤ちゃんの寝汗がすごい!!それでも、ぐっすり眠れるの!?
赤ちゃんは体温調節の機能が未熟で、外気温によって体温が左右されがちです。
また基礎代謝が高いこともあり、赤ちゃんはとても汗っかきです。
大人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれていますが、赤ちゃんは大人の2倍以上の汗をかきます。
寝ている赤ちゃんを起こすと、頭や背中が汗でびちゃびちゃなんてこともよくあります。
そうなると、心配になってくるのが、マットレスの汗や皮脂などの汚れや、カビ、ダニなどの発生です。
赤ちゃんと生活するうえで、できる限り清潔で衛生的な環境を整えておきたいですよね。
コアラマットレスだとたくさん汗をかいても清潔??
コアラマットレスのマットレスカバーは洗うことができます。
マットレスカバーの素材はテンセルというユーカリの繊維から作られており、吸湿性・速乾性・保湿性に優れています。
つまり、蒸れにくく、乾きやすく、適度な湿度を保ってくれる素材です。
また、コアラマットレスは衝撃を吸収するだけでなく、通気性にも優れています。
通気性に優れているため、じめじめしたところが好きなダニの繁殖も、抑えることができるということです。
コアラマットレスがある生活なら、赤ちゃんも汗をかいても、ぐっすり眠ることができますね。
それでも、吐き戻しやお漏らしも時にはあるので、念のためマットレスの上にシートを敷いておくとより清潔です。
赤ちゃんへのリスクについて
赤ちゃんとの添い寝について注意しないければならないことがあります。
こちらをしっかりと理解したうえで、コアラマットレスを購入するかどうか検討してほしいです。
原因不明の病気
SIDS(乳幼児突然死症候群)というものがあります。
SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。
令和元年には78名の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第4位となっています。出典:厚生労働省
確かな予防方法はありませんが、発症率が低くなるポイントが3つあります。
- 1歳になるまで、あおむけで寝させる
- できるだけ母乳で育てる
- たばこをやめること
SIDSについては以上ですが、他にも危険が潜んでいます。
転落による負傷や窒息
消費者庁からの注意勧告によると
子どもが大人用ベッドやベビーベッドから転落することにより負傷又は窒息する事故報告が寄せられています。
転落事故防止のため、0~1歳児は、大人用ベッドに寝かせるのではなく、できるだけベビーベッドに寝かせましょう。出典:消費者庁
- ベッド、ベビーベッドからの転落事故
- ベッドと壁や物との間に頭が挟まれるなどの窒息
などがあげられます。
添い寝のリスク
赤ちゃんと同じマットレスで添い寝をするのは、赤ちゃん自身も安心できます。
さらに、赤ちゃんが泣き出してもすぐに対応できます。
なにより、赤ちゃんが寝ている姿をみている時間は、幸せな気持ちになりますよね。
しかし、リスクについてもしっかりと把握しておかないといけません。
- 掛け布団で口や鼻を覆われてしまう。
- マットレスが柔らかすぎると、赤ちゃんが寝がえりの際、沈み込みんでしまい、窒息してしまう。
- パパやママの寝返りで赤ちゃんを圧迫、もしくは体が覆いかぶさり、窒息してしまう。
- 横向きの状態での授乳をする添い乳は、おっぱいが口や鼻をふさいでしまう。
このように、思いがけないことで赤ちゃんを苦しめてしまう場合があるのです。
添い寝に抵抗がある方は、ベッドインベッドや添い寝用のベビーベッドを選ぶことも一つの方法です。
子供と一緒にコアラマットレスに寝ても大丈夫??
赤ちゃんについてのリスクは十分説明しましたが、子供と一緒に寝ても問題ないのでしょうか。
赤ちゃんのころから比べると、自分で立ち上がって駆け回り、たくさん言葉を話し、眠くなればぐっすり眠り、寝返りを打ちます。
朝起きてみると、体が180度回転した状態で寝ていたり、どうやったら寝ている間にそこまで移動できるの?と驚くくらい転がっていたりします。
寝相が悪い子はうちの子だけ??
そんな心配をする方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。
寝相が悪いほうが、良く眠れている証拠なんです。
先ほどの睡眠サイクルで説明したように、寝返りを打つのはノンレム睡眠の状態で、成長ホルモンや疲労回復といった脳の休憩時間に起こる現象です。
大人よりも睡眠サイクルが多いため、寝返りの頻度も多くなるということです。
他にも、体温調節や血流の流れを良くするために寝返りを打ちます。
また、子供は大人のように無意識に布団からはみ出した足を元に戻したり、布団を引っ張る、交互に寝返りを繰り返す、といったことがまだできません。
片方に寝返りを打つとそのまま同じ方向に寝返りを繰り返すことも多々あります。
コアラマットレスで寝るための対策
これだけ寝相が悪いと心配になるのは、ベッドから落ちないかどうかです。
それさえ問題なければ、コアラマットレスを使って一緒に寝てみてもいいかなと思いますよね。
コアラマットレスの厚みは23cmですが、ベッドフレームをあわせると約50cmも高さがあります。
1歳から3歳までの平均身長が75cm~95cmなので、落ちてしまうとやはり心配です。
対策としては
- ベッドフレームを使わず、床にコアラマットレスを直に置く
- ベッドフレームの周りに転落防止グッズを取り付ける
また、万が一落ちても怪我をしないように、ベッドの周りは、クッション性のあるラグを敷いたり、柔らかい布団をひいておくとさらに安全ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんや子供を起こす心配がないコアラマットレスの記事をまとめると
ただし、睡眠サイクルの節目に赤ちゃんが起きてしまうこともある。
赤ちゃんがたくさん汗をかいても、コアラマットレスはカバーを洗濯することができる。
コアラマットレス自体も通気性が高いため、カビなどの心配も少ない。
コアラマットレスを買う際は、添い寝のリスクをしっかりと把握して購入すること。
子供と一緒に寝る場合は転落防止対策を行うこと。