その睡眠NG!よく寝てるのに風邪が治りにくい原因とは?

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こんにちは、睡眠健康指導士のfumiです。

先日こんなツイートをしました。

風邪ひいた時は良く寝る事と言われますが、私も現在風邪をひいてまして寝ても寝ても風邪が治らないので、

年だからかなぁ?

となるわけですが、意外にそうでもなかったりした事を今回気付いたのでそれを記しておきたいと思います。

風邪をひいたらよく寝て治すが基本だけど、その睡眠、実はちゃんとできてないかも?
風邪の時の効果的な睡眠方法をお伝えします。

しっかり寝ているのに風邪が治りにくい原因

風邪ひいたら

とにかく栄養のあるものを食べてよく寝る

こんな事ってよく聞くので、皆さん風邪をひいた時はそういった行動をすると思うんですが、それでも1週間ほど風邪をひきっぱなしなんて事もあると思います。

実際私もそうでしたが、風邪が長引く原因の1つに睡眠の質が関係してる事に気づきました。

質の悪い睡眠

ここでは睡眠に絞って風邪との関係をお話ししますが、寝ることで免疫システムがより働いて風邪をより早く治すというのが定説だと思います。

ここは間違ってないはずです。

ここで、

よく寝る=長時間寝る

という解釈は誤りです。

睡眠の質が問題になってくるので

どういった睡眠をとっているのか?

これが重要になります。

徐波睡眠といわれるノンレム睡眠中の深い眠りの部分が少ない睡眠のとり方だと体が思ったほど休まらず、免疫力も発揮できないので治りが遅いというわけですね。

では、その深い眠りの邪魔をしているのは何かというと、

鼻づまりが1つの原因でしょう。

鼻づまりを軽視しない

風邪の症状って色々あると思うんですが、その中で私も含めて皆さんが一番重視しているのは熱や倦怠感だと思うんですよ。

鼻水、鼻づまり、喉の痛みなんかは風邪の引き始めに起きて、その後に熱や倦怠感が出てくるので、

その辺は風邪の序章と軽視しがちです。

よくこんな事言ったりするじゃないですか?

 鼻づまりとか喉の痛みくらいなんで大したことないです

しかし、私は今回の風邪で鼻づまりが及ぼす影響が治りにかなり起因すると思いましたし体感もしました。

鼻が詰まるという事はいびきをかく時と同様に酸素が欠乏します。

酸素が欠乏すれば体は深い眠りに入らずにいつまでも覚醒状態です。

結局体が起きているので休まらない。

という事は免疫システムも本来の力を発揮できないという事です。

現に風邪をひいている時のいびきスコアの結果は散々たるもので、今までは平均30辺りをうろついてたのが一気に80まで上がってしまってます。

当然次の日の体調はものすごく悪かったです。

という事で風邪を治すにあたって鼻づまり解消は超重要事項です。

質のいい睡眠で風邪の治りを早くする

質のいい睡眠の重要性は普段の生活においても風邪をひいた時でも同じです。

特に風邪は薬では治りません。

お医者さんが風邪をひいた時は風邪薬を飲まないと聞く理由はそれです。

風邪自体を治すのは体の免疫力なわけですからあまりしんどくなければ飲まずに体を休めて治すという事ですね。

体を休めるためには睡眠が必要。

質のいい睡眠のためには鼻づまりは解消しておかなくてはいけません。

鼻づまり解消はとても大事

そこで今回、私は鼻づまりを解消する事に特化した薬を飲んで寝てみました。

すると、次の日の朝の体のだるさが前日とは全く違いましたね。

風邪ひいてる感はまだあったんですが、

 けっこう寝たかも
スッキリ感がある

という印象で鼻づまりもほとんどありませんでした。

前日の睡眠時間は7時間程度だったので、時間だけでいえば長く眠っているというわけではないです。

しかし、質のいい睡眠という面では大成功なので、よく眠ったと言えるでしょう。

やはり風邪を早く治すには鼻づまりを緩和してよく寝るという事が大事なんだなと実感しましたね。

また、より良い睡眠のためには鼻づまり以外にもやることはあります。

寝る時の環境を整える

風邪ひいてる時は寝汗をよくかくのでドライ機能のある下着を付けます。

で、男性によくあるんですが、半そでパンツ一枚というのは夜中に寒さを感じて眠りの妨げになるのでパジャマのような長袖長ズボンを着るようにしましょう。

それだと暑いという方は少しエアコンをかけてもいいと思います。

ただ、かけ布団はしっかり被ってください。

そして部屋はできれば真っ暗。

遮光カーテンを使っているのであれば、朝に日の光が入るように少しだけカーテンを開けておきましょう。

コーヒーと睡眠に関する記事にもあるように、寝る前のコーヒーは厳禁ですよ。

水分補給を忘れずに

風邪をひくとトイレが近くなります。

これは正常な体の働きです。

体の免疫システムがウイルスや菌と戦っている証拠なので問題ないのですが、その分水分が失われていくので枕元に水やスポーツドリンクを用意しておきましょう。

安静=寝るではない

風邪をひいている時はいつもより眠くなります。

理由は体を休ませないと風邪と戦いにくいからです。

眠たければ寝てもいいですが、たくさん寝た方がいいからといって無理に横になる必要はありません。

寝すぎると体内のリズムが狂ってしまうので、激しい運動は避けて安静にしましょう。

寝てる時以外はリラックスした状態をつくるのが重要です。

そんな感じで今回長引いた風邪を後半で一気に吹き飛ばしました。

まとめ

いかがでしたか?

風邪をひいている時はよく寝るという事が当たり前のように言われてますが、その質にまで気を使っている人は多くないのではないでしょうか?

深い睡眠が風邪を早く治す要因の1つであることは、今回私自身が一番強く感じました。

風邪を早く治すにはバランスのいい食事はもちろん、

鼻づまりを解消して、単に長い時間の睡眠ではなく、質のいい睡眠を長くとる事皆さんも風邪をひいた時は鼻づまりに注目してみてくださいね。