【体験談】睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査をやってみた~不眠治療2回目~

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先日の不眠治療初診の時に渡された自宅での睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査キット

それの結果次第では精密検査という流れになるようですね。

パルスオキシメーターという聞いたことのない機械でしたが、体に取り付けて一晩寝た時のデータをお医者さんに解析してもらったので、その結果をご報告したいと思います。

パルスオキシメーターの検査結果を実際のデータで見て、どう診察されたか知りたい。
睡眠時無呼吸症候群の治療のきっかけにしたい。

睡眠時無呼吸症候群の診断の流れはこう

睡眠時無呼吸症候群の診断結果を出すまでに簡易検査であるスクリーニング検査、そこで異常が認めれらると精密検査である睡眠ポリグラフ(PSG)検査になります。

その結果の程度から手術か対処療法という流れになるようです。

 おいおい、難しいワードが2つほど出てきてるけど・・・。

ですよね。

ではスクリーニング検査から説明しましょう。

スクリーニング検査内容と料金

スクリーニングという言葉の意味には、選別試験とかふるい分け試験という意味があるようで、これを聞くと何となくわかると思いますが、不眠を訴える患者さん全てにいきなり精密検査をするのは病院、患者さん共にいろんな意味で負担になるので、まずは簡易検査であるスクリーニング検査で本当に以上がありそうな人にだけ精密検査をしてもらいましょうという、まさに選別試験をするわけですね。

やり方はと言うと、血中の酸素濃度を測る事ができるパルスオキシメーターという器具を貸し出してくれるので、それを自宅で寝る時に取り付けます。

器具自体も指先にテープで貼り付ける電極のような部分と手首に本体を巻き付けるだけなので、違和感は特にないですね。

料金は保険適用、診察代込みで4,000円くらいでした。

パルスオキシメーターのデータで血中酸素濃度が低いと判断されると、この次の睡眠ポリグラフ(PSG)での精密検査になります。

睡眠ポリグラフ(PSG)検査

 精密検査ってなんか怖そうじゃん

いやいや、そうでもないんですよね。

1泊の検査入院にはなるんですが、痛い・苦しいってのは一切なくて、脳波のデータをとるための電極付けまくって寝るだけ

シュールな画ですな

これで寝れるのか?って感じですよね?

私もそう思います。

ほんとは家でできたらいいんですけどこればっかりはねぇ。

前日の19時までにお風呂と晩御飯を済ませて入院です。

飲み物は持ち込みできますが、食べ物は衛生上の関係で持ち込み禁止だそうです。

翌朝7時半くらいに退院なので、着替えを持っていけばそのまま出社できます。

 寝苦しそうとはいえ、これなら生活の負担はないよね。でもお財布にはどうなの?

まぁその辺は結構しますね

後で詳しくお伝えしますが、保険適用で2万くらいです。

結果によって手術・対処療法

脳波の結果で対処の仕方が大きく3種類あるようです。

  1. 就寝時のマウスピース装着で舌根沈下を防いで、いびきを軽減する
  2. CPAPで圧力をかけた空気を送り込み、気道を広げて呼吸しやすくする
  3. 外科手術により気道をふさいでいる部分を取り除く
③はイヤ!

私もです!

どうやって手術するかも分かりませんし、ファイバースコープを喉の奥に突っ込まれるだけでも相当なストレスなので、できればお世話になりませんようにと願うばかりです。

というわけで、とりあえず今回パルスオキシメーターによるスクリーニング検査の結果をご覧ください。

スクリーニング検査結果でびっくり

 緊張の一瞬!

検査結果って受験結果並みの緊張感ですよね・・・。

お医者さんて結果がどうあれ、いつも神妙な面持ちで話してくるのでドキドキさせられます。

 実はですね・・・

1時間に12回も酸素が…

1時間に12回も血中酸素が低下しています。
 そ、そんなにも・・・!

睡眠中に酸欠にはなっているだろうと思ってましたが、まさかまさかの1時間に12回!

7時間寝たら84回じゃないですか!

 こりゃ、昼間眠いに決まってる

たしかに・・・。

これ聞いた瞬間、精密検査するしかないだろうと心に決めたつもりでしたが入院費の事もありますし、ここは一旦持ち帰りますと返答しました。

でも大体の人はココで辞めてしまうんでしょうね。

1泊2万はでかいし、酸欠になってるのは確定したから自分で対処療法調べてから考えよう

しかし、今あなたが知りたがっている情報は実際の入院体験の情報と結果、その後の対処に関してだと思います。

そこに踏み切れないからこうして情報を探しに来てくれていると思うので2日後には再診して入院する旨を先生に伝えました。

おっ!がんばれ!

ちなみにパルスオキシメーターの結果は以下の感じです。

検査結果概要

睡眠ポリグラフ(PSG)検査へ

というわけで睡眠ポリグラフ(PSG)検査の説明を聞きに再度診察を受けました。

病院の上階が入院施設になっていて部屋は全部で4室。

うち1室は特室と言われるちょっといい部屋。

どういい部屋なの?

他の部屋より気持ち広くて、トイレとシャワーが室内に付いてます。

他の部屋は共同のトイレになるんですが、実は話によると脳波測定用の電極やセンサーを取り付けた後は共同トイレまで行く事ができず、我慢できない場合はいちいち装置を外してもらわないと行けなくなるとの事。

 あなた夜中にトイレ2回行くんだっけ?

迷わず特室です。

3,000円ほどアップしますが、このリスクは許容できません。

いろいろ説明を聞いてから渡された書類が以下になります。

検査前の書類一式

  • PSG検査入院をされる方へ
  • 終夜睡眠ポリグラフ(PSG)問診票
  • 入院申込書
  • 入院歴の確認
  • 入院診療計画書

これを入院当日までに記入して持ってきてくださいとのことです。

気になる正確な料金と内訳

保険適用3割負担 14,830円
アメニティ代 2,000円
特室代 3,500円
新型コロナによる医療負担 60円
合計 20,390円

とまぁ、結構高額です。

気に入らないのが以下のアメニティ代が、無理やり入ってるんですよね。

  • パジャマ
  • タオル(大、小)
  • 歯磨きセット
  • ヘアブラシ
  • シャンプーとリンス
  • ボディソープ
  • ドライヤー

全部自分で用意できるんですがこれに2,000円…。

さらに新型コロナの影響で健康保険が切迫してるらしく60円負担。

これだけ払うんだからしっかり寝てこい

環境変わると寝れないくらい神経質ですが、しっかり寝てきますよ。

ルールとしては、

  • 朝まで口にできるのは飲み物のみ
  • 飲酒禁止
  • 喫煙禁止
  • 常備薬として睡眠剤・安定剤はOK

こんなところでしょう。

まとめ

以上で不眠治療2回目、パルスオキシメーターで睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査を行ってきたわけですが、1時間に12回の血中酸素濃度低下という結果が出て、軽度とはいえ睡眠ポリグラフ(PSG)検査を受けるために1泊入院する事に決まりました。

入院から退院までの状況報告は次回の記事で細かにお伝えしますので今日はここまで。

手術はいやっす。